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院長コラム

江戸時代の歯磨き(歯ブラシ)のお話  19.09.10

こんにちは。
今日のスタッフブログを担当する Dr.O です。

江戸時代の人々はどんな歯の磨き方をしていたのでしょうか?
現代のような電動歯ブラシやナイロンの人工毛の歯ブラシは勿論ありません。江戸初期までは指先に塩をつけて歯と歯ぐきを磨いていました。

江戸時代の歯磨き(歯ブラシ)のお話
江戸時代の歯磨き(歯ブラシ)のお話

すでに大陸から伝わっていた仏教の経典の中に口臭予防として、
「歯木(しぼく)」と呼ばれる木を使い、その小枝の先の部分を何回も噛み、
そして柄の部分で舌の表面を掻き出し、口をすすぐことを勧めていました。

この「歯木」を参考に江戸初期に商品化されたのが「房楊枝」と言われるものでした。材料は主に柳(楊・やなぎ)の木で、縦に割って9~30センチとし、片方の端を煮て槌で叩いて柔らかい繊維とし、さらに木綿針などで引っ掻いて房状にして出来上がりです。反対側の柄はナイフのような形にすると、歯と歯の間や舌の表面を触れます。女性用は柳の柔らかい枝の部分で作りました。何故かといえば、当時の女性は「お歯黒」です。せっかく塗ったお歯黒が剥がれないためのソフトタイプなのです。男性用は幹の部分で作ったハードタイプです。当時の江戸っ子はこの房楊枝を使って歯を磨くのが「粋(いき)」とされ、セッセと磨いて自慢したようです。
写真はその房楊枝で、色々ですね。

下の錦絵は七代目市川團十郎が房楊枝で歯を磨いてます。人気役者をキャラクターに使っての房楊枝の宣伝ですね。
房楊枝は歯に対して上下タテ方向に磨くことが推奨されたこともあり、歯ぐきがドンドン下がってしまったようです。
現代の進歩した歯ブラシでも適切な使い方が大事です。
当院では、ベテラン歯科衛生士が皆さまに合った歯ブラシの指導とアドバイスを致します。
お気軽にお声がけください。

 

西川口歯科クリニック スタッフより

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