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院長コラム

休日に500も昔の匠に思いをはせる・・・  19.03.26

こんにちは。
今回のブログを担当する小野寺です。

先日は何の予定もない休日となり、天気の悪いこともあって、テレビ鑑賞をすることにしました。
それも時代劇専門チャンネル!鑑賞した「ちょんまげ」は数えきれず!
いささか疲れた! と、その画面の中に「柳生」(やぎゅう)の文字が・・・・・・・

 
休日に500も昔の匠に思いをはせる・・・

確か柳生のお殿様が入れ歯だったという話を思い出し、調べてみました。
柳生家三代目の飛騨守宗冬(あの柳生十兵衛の弟で1675年没)という方のお墓を改装するために、お墓を掘り起こしたところ、木製の上下の入れ歯(総義歯2つ)が出てきたそうです。
長い年月を経てもしっかりと原型を保っていました。
そして現存する日本最古の木製義歯は、宗冬より100年ほど前の和歌山の中岡テイという方のもので、自分で製作し自分が使用していたといわれます。
いずれの入れ歯も原材料は柘植(つげ)の木で、木目が細かく緻密で狂いがないのですが、成長が遅いので産出数量が少ない木です。

 
休日に500も昔の匠に思いをはせる・・・

戦国時代から江戸時代にかけて「入歯師」(いればし)と呼ばれる人たちがおり、
注文に応じて、主に柘植の木を使って義歯作ることを生業としていたそうです。
義歯はお口の歯肉との密着が良いと表面張力が働いて落っこち難くなります。
同じ頃の西洋にも入れ歯はありましたが、バネを使ったりして口の中に抑え込むだけでした。これでは食事はできません。
昔の日本の匠の観察力と技量には頭が下がる思いです。

 

Dr O

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